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将来株価をどう計算しているか― 式と、その根拠になった実測値を全部出します

このサイトの数字は、すべて次の式だけで出しています。秘密の指標も、独自のAIも使っていません。電卓で追えます

① 式のぜんぶ

いまの1株利益株価 ÷ PER。PERが出ない(赤字などの)会社は計算していません。
1年目の伸び率会社が自分で出している今期の増益率。ただし +30%/−35% で頭打ち。
2年目から先次の年の伸び率 = 5.0% + k ×(その年の伸び率 − 5.0%)、k は上向きなら0.6・下向きなら0.8。年を追うごとに市場平均へ寄っていきます。
使うPERその会社のいまのPERを真ん中に置いて ×0.7/×1.0/×1.3 の3本。
将来株価その年の1株利益 × 上の3本のPER。だから答えも3本出ます。

② なぜ +30%/−35% で頭打ちにするのか

プライム市場の33業種 × 4年ぶんを数えると、増益率が +30% を超えた年は全体の13%、−20% を下回った年は19%でした。下の裾のほうが厚いのです。だから上を+30%、下を−35%とわざと非対称にしています。上下を同じ幅にすると、計算はいつも決まった方向=強気のほうへ寄ります。

③ なぜ2年目から市場平均へ寄せるのか

プライム33業種を4年ぶん追いかけると、ある年に成長率が上位1/3に入った業種が翌年もそこに留まった率は15%でした。偶然に並べても33%になるので、偶然より悪いということです。4年連続で上位1/3を保った業種は0でした。高い伸びをそのまま10年続ける計算は、現実と合いません。

寄せる先を5.0%にしたのは、全上場企業の純利益20年実測(年+5.20%)、野村の標準的な前提(5.5%)、GPIFの国内株式の期待リターン(5.7%)、2025年の名目GDP(+4.5%)の4本がほぼ同じ場所を指したためです。

④ なぜPERを1本に固定しないのか

プライム市場の直近4年(2022年6月→2026年6月)は、合計純利益が年+8.60%だったのに対して、加重PERが年+9.28%動きました。つまり値上がりの52%はPERの拡大で、利益の伸びは48%です。PERを固定した計算は、株価が動く理由の半分を無視することになります。

⑤ ここは一度作り直しています(市場平均のPERを1社に貼ってはいけない)

10年で24倍、という数字が出ました

はじめは「市場区分ごとのPERの実測レンジ」(プライム 15.2〜17.9倍、スタンダード 13.0〜14.8倍、グロース 40.2〜60.5倍)をそのまま当てはめていました。ところがそれだと、いまPER5倍の会社にグロース市場の46倍を貼ることになり、10年後の計算値がいまの24倍という現実離れした数字になりました。市場のレンジは市場全体の代表値であって、1社ずつに貼るものではありません。画面に出す前に気づいたので、その会社自身のいまのPERを基準にする形へ直しました。(グロースの数字が大きいのは赤字の会社を含む指数だからで、個別の会社の目安にはなりません)

いまの形(±30%)にした根拠は、プライム市場では54%の月でPERが月内に±10%以上動いていることです。10年なら±30%の幅は十分に起こり、しかも計算が暴れません。

⑥ この計算に入っていないもの

配当入れていません。配当を受け取ればその分の実入りは増えますが、株価の計算には足していません。
自社株買い・増資入れていません。株数が変われば1株利益も変わります。
上場廃止・非公開化入れていません。2025年の上場廃止は124社(2年連続で最多)、非公開化のTOB/MBOは112社。上場3,782社に対してこの率が続くと、10年後にはおよそ4分の1が上場していない計算になります。
為替・金利・景気入れていません。会社予想の増益率の中に、会社が織り込んだぶんだけが入っています。
あなたの税金と手数料入れていません。

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